フラットカーテンとは
通常のカーテンは、上部をつまんでヒダ(ドレープ)を作っていますが、
ヒダがなく、上部が平らなカーテンを、当店では「フラットカーテン」と呼んでいます。
このスタイルは、とても単純なつくりをしていますので、特に説明する必要もないかもしれませんが…
通常のカーテンは、カーテン上部をつまんで山を作り、その裏からフックを差し込むようになっていますが、
フラットカーテンの場合は、差し込み口があるポケット付きの芯地を縫い付けて、芯地にフックを差し込みます。
メーカーによって若干作りは違うと思われますが、
当社のフラットカーテン用の芯地は、どこにでもフックを差し込めるタイプです。
フラットカーテンの長所
何と言っても、すっきりと収まることが長所です。
見た目がすっきりしているのはもちろん、ヒダ山がない分、窓により近い部分で吊ることができます。
また、生地の使用量が少なく済むので、同じサイズであれば、お安くできることもあります。
フラットカーテンの短所
今までの普通のカーテンに慣れている人には、ボリューム感がなく、物足りなさがあるかもしれません。
また、ヒダを取らない分、空気の層ができにくいので、冷暖房効果はあまり期待できないと思われます。
フックを差し込む芯地について、通常のカーテンと比べると抜けやすくなります。
普段の開け閉めでは抜けることは無いと思いますが…
フラットカーテンのご注文サイズについて
横幅(巾):
レールの長さより少々(目安は1枚につき3~5cm)大きめになるようにゆとりを持たせてください。
※お好みにより、調整してください。
高さ:
レールのランナー(フックを引っかける輪)から裾までの長さを指定してください。
通常のカーテンと同じ測り方、指定方法になります。
フックの種類:
Aフック(レールが見える仕様)になります。
フラットカーテンでは、Bフック(レールを隠す仕様)は承っておりません。
※通常のカーテンの測り方はこちらを参照してください。
フラットカーテンの場合、フックの差し込む位置がやや曖昧なため、
生地自体を広げた長さが注文サイズになります。
フックを差し込む位置が、生地の端より内側につくので、通常のカーテンよりゆとりが必要です。
通常のヒダがあるカーテンの場合は、注文サイズは生地の長さではなく、
両端のフックからフックまでの長さになりますので、違いにお気をつけください。
フラットカーテンの価格について
縫製する前の生地の巾が150cmの商品の場合、
フラットカーテンは1枚の生地で巾142cmまで作製することが可能です。
一方で、ヒダがある通常のカーテンの場合、1枚の生地で作製できるのは巾100cmまでになります。
フラットカーテンをお作りする場合、
仕上がりサイズ巾142cmまで1枚につき440円(税込)の手数料をいただいておりますので、
イージーオーダーとフラットカーテンの価格差は下記のようなイメージになります。
イージーオーダー (1.5倍ヒダ) |
巾100cmまで 1枚2,000円、 巾150cmまで 1枚3,000円、 巾200cmまで 1枚4,000円の商品の場合 |
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フラットカーテン (ヒダなし) |
巾142cmまで 1枚2,440円、 巾286cmまで 1枚4,880円になります |
巾継ぎ(つなぎ目)について
フラットカーテン(ヒダなし)の場合は巾143cm以上、
通常のカーテン(1.5倍ヒダ)の場合は巾101cm以上のサイズを作製する場合、
1枚の生地では足りないため、2枚以上の生地を横に繋いで大きいサイズに仕上げます。
※一部の商品では、つなぎ目が入るサイズが異なることがあります。
ただ、フラットカーテンの生地のつなぎ目は、
ヒダがある通常のカーテンに比べてより目立ちやすくなっております。
そのため当店では、少しでも見栄えが良くなるように、
フラットカーテンの場合はつなぎ目を中央に持ってきて、左右対称になるように仕上げています。
ご注文方法について
フラットカーテンをご希望の場合は、
お客様専用のお買いものページを新たにお作りしてご案内致します。
以下の【 】内をご記入の上、メールにてご連絡ください。
(サイズは窓やレールの長さではありませんのでお気を付けください)
折り返し、正式なお見積もりをお出しし、専用のお買い物ページをご案内いたします。
・商品番号・色:【 】(例:5089アイボリー)
・サイズ:巾【 】cm×高さ【 】cm
・数量:【 】枚
・フックの種類:Aフック(レールが見える仕様)
※フラットカーテンの場合、Aフック仕様になります