カーテンを作るときの
「この部分は××の縫い方をする」「こちらは○○の縫い方をする」
という決まりのことを「縫製仕様」と呼びます。
まったく同じ生地でカーテンをお作りしても、
・「規格サイズ(既製品)」
・「イージーオーダー」
・「オーダーカーテン(フルオーダー)」
といった縫製仕様によって、カーテンの見た目や注文方法が異なってきます。
メーカーや販売店によって少々認識や表現が異なることがありますので、
一般論として、当店の見解を説明いたします。
規格サイズのカーテンとは
お作りするサイズを店舗側で決めていますので、その中から選択する形になります。
また、価格を安くするため、オーダーカーテンに比べると縫製に対する手のかけ方が簡易的になります。
価格重視のため、決められた規格以外(フックの種類の選択など)を指定することはできません。
一般的には「既製品」と呼ぶことが多いですが、例えば、受注生産される商品も「既製品」と呼ぶと、
縫製済みの製品在庫があるように受け取れてしまうため、当店では「規格サイズ」と呼ぶようにしています。
イージーオーダーとは
規格サイズのカーテンではサイズが合わないお客様のために、
幅(巾)も高さも自由に指定して注文できるようにしたカーテンです。
規格サイズと組み合わせて販売をするために、縫製仕様は規格サイズ(既製品)と同じになります。
1cm単位のサイズ指定の他に、フックの種類の選択なども可能です。
サイズを自由に注文できるという点でオーダーカーテンと似ていますが、
規格サイズ(既製品)と同じく縫製に対する手のかけ方が簡易的になり、
その点でワンランク上のオーダーカーテンと区別されます。
オーダーカーテンとは
幅(巾)と高さを自由に注文できるカーテンで、ある一定の基準以上の仕様で縫製されるものを言います。
イージーオーダーと区別するために「フルオーダー」と呼ぶこともあります。
オーダーカーテンは、注文方法が「窓単位」になり、
既製品やイージーオーダーと単位が異なるのでお気を付けください。