出窓の高さの測り方

出窓(台形タイプ)の場合

窓の外側と内側、それぞれ別々にレールがついている場合は、それぞれを測る必要があります。

【計算例】

測った箇所が、それぞれ以下の長さだったとします。

・窓の外側についているレール(厚地カーテン用のレール)の、ランナーの穴から窓枠の下までの長さが119cm

・窓の内側についているレール(レースカーテン用のレール)の、ランナーの穴から窓枠内の台までの長さが110cm

厚地カーテンは…

窓枠の下に、カーテンを垂らす形にします。
15~20cmくらいの長さを足すのが一般的ですが、それほど厳密ではなくても大丈夫です。

(ランナーから窓下までの長さ)119cm
プラス (下に垂らす長さ)15~20cm
イコール (カーテンのフックから裾までの長さ)134~139cm
 ↓ ↓
厚地カーテンの注文サイズは高さ135cmにします。

レースカーテンは…

出窓の台ぎりぎりまでカーテンがくるように、でも引きずらないように、
台の上に1cm程度の隙間ができるようにします。

(ランナーから窓の台までの長さ)110cm
マイナス (引きずらないように調整)1cm
イコール (カーテンのフックから裾までの長さ)109cm
 ↓ ↓
レースカーテンの注文サイズは高さ109cmにします。

まとめ

・窓の外のランナーから窓枠の下までの長さ:119cm
・窓の内側のランナーから窓の台までの長さ:110cm
 …の場合なら、
・厚地カーテンの注文サイズ:高さ135cm
・レースカーテンの注文サイズ:高さ109cm
 …となります。


ランナーより上の部分の長さ
「フックの種類」によって決まります。

「高さ」を指定する際は、ランナーより上の長さは
注文サイズに含めないのでお気を付けください。

窓の下に垂らすようにカーテンをつける際、
その下に家具を置いている場合は、ぶつからない程度に短めに計算します。
逆に、寒い地域の場合は冷気が入りにくいように長めにすることが多いようです。

設置場所のバランスや、お好みにより長さを調整してください。

※縫製仕様が、「規格サイズ(既製品)」や「イージーオーダー」のものは、
仕上がりに0~2cmの差が出る可能性があります(大きいサイズは更に差が出ます)が、
誤差の範囲内となります。

できるだけぴったりの長さに仕上げたい場合は、
ワンランク上の「オーダーカーテン(フルオーダー)」にてお求めください。