カーテンレールの代表的な専門用語を解説します。
カーテンレールの専門用語
機能レール(金属レール)
スチール(鉄)、もしくは、アルミなどの金属でできている一般的なレールです。
機能という呼び方ではわかりにくいため、当店では金属レールと呼んでいます。
こんなレールです↓
装飾レール
道具としてだけではなく、見た目のよさも追求したレールです。
いろんな種類があるのですが、代表的なのが、木製のタイプになります。
こんなレールです↓
ブラケット
カーテンレール本体を、壁や木枠に取り付ける際に使う取り付け金具のことです。
金属レールと装飾レールでは形状が異なりますが、
形状に関わらず、取り付け金具のことはブラケットと呼びます。
ランナー
カーテンのフックをかける部品のことです。
レールを左右に走るから「ランナー」というのでしょうか・・・?
金属レールと装飾レールでは形状が異なりますが、どちらもランナーです。
レールの長所と短所
金属レールの長所と短所
長所:
・取り付けが楽で取り付け位置の制限が少ないです。
・装飾レールに比べてコンパクトに収まります。
・装飾レールに比べてランナーのすべりが良いです。
短所:
・見た目がシンプルな分、装飾レールに比べると事務的な印象になります。
装飾レールの長所と短所
長所:
・何と言っても見た目が良いです。カーテンをグッと引き立てるインテリア性があります。
短所:
・状況により取り付けできない場所があります(壁の下地の問題、ドアに当たる、など)。
・金属レールに比べて若干かさばるので、少しお部屋が狭くなります。
・ランナーのすべりが金属レールに比べて落ちます。
レールを選ぶ際のポイント
ステップ1
金属レールと装飾レールのどちらを付けたいか、希望を決めましょう。
ステップ2
取り付けが可能かどうかチェックしましょう。
例えば、装飾レールは窓枠より高めに、左右に広めに付けるのがきれいですが、
ブラケットを取り付けたい位置の、壁の中に下地(ベニア)が入っていないと、
取り付けたときに強度が足りなくなってしまいます。
※下地の有無は素人が確かめるのは難しいため、建築業者に問いあわせるのが一番確実です。
また、レールは窓から飛び出ますので、クローゼットのドアやエアコンにぶつかる可能性があります。
ステップ3
金属レールと装飾レールでは価格も違うので、ご予算と相談して決定しましょう。
リビングと寝室は装飾レールで、子供部屋と書斎はは金属レールにするとか・・・